花嫁の手紙って何を書けばいいか迷いませんか?
私も何を書けばいいか分からず、花嫁の手紙を書くのに時間がかかりました。
花嫁の手紙は難しいように思いますが、実は流れが決まっているんです。
その流れに沿ってエピソードを書くだけで完成することができます!
今回の記事では、花嫁の手紙の基本から、書き方の流れや例文について徹底解説します。
書くのに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
今回の記事でわかること
- 花嫁の手紙の流れ
- 花嫁の手紙の書き方
- 実際に使えるテンプレ
花嫁の手紙とは
花嫁の手紙では、これまで育ててくれた両親への感謝の気持ちを伝えるものです。
その他にも、会場に来てくれたゲストへの感謝や、今後の結婚生活への意気込みを伝える場でもあります。
花嫁の手紙は、ゲストに感動や幸せな気持ちになってもらえるのがベストです。
花嫁の手紙で書くべきこと
- 両親、家族への感謝
- 両親、家族から学んだこと
- 両親の尊敬するところ
- 結婚への喜び
- 新郎や新郎家族のこと
花嫁の手紙で書くべきではないこと
- 家族への不満
- 新郎家族への不満
- 身内にしかわからない話
- 非行や犯罪行為の過去
- 無理にひねり出したエピソード
花嫁の手紙の流れ
花嫁の手紙は大きく分けてこのようになります
- 導入
- 本題(エピソード)
- 結び
導入
導入では、素直な感謝の気持ちや今の心境について書きます。
本題
本題では、具体的なエピソードを書きます。
花嫁の手紙の中心となり、1番自分らしさを出せるポイントとなります。
エピソードは1~2つ程度に絞りましょう。
結び
結びでは、結婚生活の抱負や決意、両親へのメッセージ、新郎・新郎両親へのメッセージを書きます。
1~2週間前に書き始める
準備をしていると後回しにしてしまいがちな花嫁の手紙。
2週間前から準備していると余裕がありベストです。
流れとしては、
- 原稿を書き始める
- 声に出して読んで練習する
- 3日~前日に練習する
- 本番
全然書けない方
まずはエピソードを書き出してみましょう!
これは花嫁の手紙の中心でもある「本題」の部分となります。
エピソード
- お母さん、お父さんのそれぞれのエピソード
- 励まされたこと、ほめてもらったこと
- ケンカしたこと、怒られたこと
- 仕事や家事をしている両親について
- 両親の好きなところ
- 自分との共通点
- 尊敬しているところ
- 愛されていると実感した出来事
そのエピソードから、何を感じたのか、学んだのか、どのような影響を受けたのかを語ることが大切です。
本番で大切なこと
本番で1番大切なのは、「聞き取りやすさ」です。
せっかく読むのに、聞き取りづらかったら意味がありません。
本番はこのようなことに気を付けましょう!
- ゆっくり読む
- 抑揚をつける
- 間をとる
緊張しないコツ
緊張してしまう方は読む前にこのようなことがおすすめです
- 大きく深呼吸する
- ゆっくりとお辞儀する
- 水分をとる
どんな紙に書く?
最終的に両親に渡すものとなるので、品の良い便箋に書きましょう。
派手過ぎず、控えめな柄が入っているものがおすすめです。
その他にも、お母さんが好きな花やモチーフが入っている便箋もいいと思います。
花嫁の手紙を読む前と読んだ後
花嫁の手紙をいきなり読むわけではありません。
花嫁の手紙を読む前に挨拶や、読んだ後の締めを言う必要があります。
基本的に似たような使いまわし多いので、困ったらこちらを参考してください。
読む前の挨拶
本日はご多用のところ、私達の結婚式にご列席くださり、誠にありがとうございます。
私達のために駆けつけて頂き、こうして皆様と本日お会いできたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
私ごとではございますが、この場をお借りして両親への手紙を読ませてください。
読んだ後の締め
最後に今日という日を迎えることができたのも、ご列席くださいましたみなさまのおかげです。
家族や親族そして友人など、たくさんの人に支えられて、今の私達があります。
未熟な私達ですが、これからも温かく見守ってくださいますようにお願い申し上げます。
「忌み(いみ)言葉」「重ね言葉」
結婚式では、別れを連想させる「忌み(いみ)言葉」や、再婚を連想させる「重ね言葉」を控えるようにします。
気にしない方も多いですが、避けるのが無難です。
忌み(いみ)言葉
忌み(いみ)言葉の一覧 | |
---|---|
別れる | 去る |
失う | 離れる |
なくす | 壊れる |
戻る | 切れる |
変わる | 死ぬ |
散る | 終わる |
苦しむ | 逃げる |
重ね言葉
重ね言葉の一覧 | |
---|---|
たびたび | 繰り返し |
くれぐれも | 次々 |
いよいよ | さらに |
わざわざ | もともと |
もう一度 | 重々 |
花嫁の手紙の例
今回紹介した花嫁の手紙の流れを参考に例文を作成しましたので、参考にしてみてください。
導入、本題、結びが花嫁の手紙の内容となります。
初めの挨拶
本日はご多用のところ、私達の結婚式にご列席くださり、誠にありがとうございます。
私達のために駆けつけて頂き、こうして皆様と本日お会いできたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
私ごとではございますが、この場をお借りして両親への手紙を読ませてください。
導入
お父さん、お母さん。今日までの30年間育ててくれて本当にありがとう。
今日という日を迎えることができたのも、今まで育ててくれたお父さん、お母さんのおかげです。
これまでちゃんと言葉にして伝えられなかった感謝の思いを手紙にしました
本題
お父さん
お父さんはいつも夜遅くまで仕事をしていて、小さい頃は平日に顔を合わせることが少なかったですね。
でも休日には、家族で出かけたり、ゲームをしたり、家族の送迎係までしてくれてのは今でも忘れません。
今思えば、休みの日くらいのんびりしたかったはずなのに、本当にありがとう。
お母さん
毎朝早く起きて、家族全員のお弁当を作ってくれたお母さん。
小学生から大学生まで、何年も当たり前のように作ってくれましたね。
小さい時は、おかずに文句を言ったり、嫌いなものが入っていると残してしまう私にも、文句を言わず作ってくれてありがとう。
これからは、お母さんを見習って、〇〇(新郎)さんのお弁当を作っていきます。
結び
お父さん、お母さん、今まで本当にありがとうございました。
本当に今までたくさんの愛情をそそいでもらったなと実感しています。
ふたりの娘として生まれ、とても幸せでした。
たくさんの思い出を胸に、これからは〇〇(新郎)さんとともに、幸せな家庭を築いていきます。
〇〇(新郎)さんのお父さん お母さん そしてご家族の皆様
未熟者の私を、新しい家族として温かく迎えてくださったこと、心より感謝しています。
至らぬ点もたくさんあるかと思いますが、これから〇〇さんとお互いを思いやりながら支え合っていけるように頑張ります。
これからも末永く、どうぞよろしくお願いいたします。
最後の締め
最後に今日という日を迎えることができたのも、ご列席くださいましたみなさまのおかげです。
家族や親族そして友人など、たくさんの人に支えられて、今の私達があります。
未熟な私達ですが、これからも温かく見守ってくださいますようにお願い申し上げます。
まとめ
今回は花嫁の手紙についてまとめました。
まだ書いていない方や、これから書こうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。