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挙式スタイル・式場の種類【徹底解説!】

「結婚式場を選ぶ」と言っても、選択肢が広すぎて、何から手を付ければ良いのかわからなくなるかもしれません。

結婚式を挙げたいけど、結婚式について全然知らない!
何を見て決めればいいの?

そもそも結婚式ってどんな種類があるかご存知でしょうか?

式場選びの初心者の方は、式場の種類を知らなくて当たり前です。

今回の記事では、結婚式の初心者向けに、

結婚式挙式・披露宴の種類について説明し、今後の式場選びの役に立つような記事となっています。

今回の記事でわかること

・挙式のスタイルの種類

・結婚式場の種類

まだ全くイメージが湧いてない方も、この記事を見て自分のやりたい結婚式のイメージを沸かせてみましょう。

挙式スタイル


結婚式というと挙式+披露宴のイメージがある方もいると思います。

挙式は誓いのキスをしたり誓いの言葉を言う場面で、

披露宴は挙式後に皆で食事をし、ケーキ入刀などのイベントがある場面です。

また、挙式にはスタイルがあり、挙式をするにはまずはスタイルを選ぶ必要があります。

挙式のスタイルは大きく分けて3つあります。

挙式スタイル

教会式

神前式

人前式

それぞれのスタイルにの違いについて説明します。

 教会式

教会式はチャペルで「神」に結婚を誓う挙式スタイルとなっています。

教会式は皆さんが想像する挙式でThe結婚式という挙式です。

司会進行は牧師で、厳正な雰囲気が特徴です。

基本的な教会式の流れは下記の通りとなっております。

教会式の流れ

  • 新郎新婦入場・・・新郎が先に入場。祭壇前で、父親または親族と入場してくる新婦を待ちます。
  • 賛美歌斉唱・・・全員起立して賛美歌を歌います。歌詞は式次第に載っているので安心です。
  • 聖書朗読・・・牧師が、結婚に対する聖書の教えを朗読して、神に祈りを捧げます。
  • 誓約・・・牧師の問いかけに対して、新郎・新婦が答える形で結婚を誓約します。
  • 指輪の交換・・・結婚の誓約として指輪を交換。新郎、新婦の順に相手の薬指にはめます。
  • 結婚成立の報告・・・牧師が、ふたりの結婚が成立したことをゲスト全員に報告します。
  • 新郎新婦退場・・・新郎・新婦が腕を組み、ゲストの拍手を受けながらゆっくり退場します。

 神前式

神前式は、神社や神殿にて行われる日本古来スタイルで、

「神」に誓いを立てる日本らしさ全開の挙式スタイルとなっています。

和装で挙式を挙げたい方は神前式を選びます。

基本的な教会式の流れは下記の通りとなっております。

神前式の流れ

  • 参進の儀・・・神社に奉仕する神職と巫女に導かれて、新郎新婦、両家の親、親族の順に本殿に向かいます。
  • 入場・・・神前に向かって右に新郎側親族、左に新婦側親族が入場後、新郎新婦、仲人、神職が入場します。
  • 修祓(しゅばつ)の儀・・・神職が祓詞(はらいことば)を述べ、身のけがれをはらい清めます。
  • 祝詞奏上(のりとそうじょう)の儀・・・祝詞とは神々に対し申し上げる言葉のこと。神職が神にふたりの結婚を報告し、幸せが永遠に続くよう祈ります。
  • 三々九度の盃(さんさんくどのはい)・・・俗にいう三々九度の盃。大中小3つの盃で新郎新婦が交互にお神酒を頂き、夫婦の永遠の契りを結びます。神酒には、繁栄と魔よけの意味も。
  • 指輪の交換・・・もともとは神前式にはなかった儀式だが、希望する人が多くなり、昭和30年代から取り入れるようになりました。
  • 誓詞奏上(せいしそうじょう)・・・新郎新婦が、ふたりで夫婦になることを誓う言葉を読み上げます。
  • 玉串拝礼(たまぐしはいれい)・・・所作については、前もって神職や巫女が説明を行ってくれるので安心です。式次第は神社によって異なるので、見学時に聞いてみましょう。
  • 巫女の舞・・・ふたりの門出を祝い、雅楽の調べに乗せて、巫女が舞を奉納します。
  • 親族盃の儀・・・両家が親族となる儀式。巫女が親族全員にお神酒を注ぎ、全員起立して一斉に3回で飲みほします。
  • 斎主(さいしゅ)挨拶・・・神職が式を執り納めたことを神に報告して一拝します。
  • 退場・・・神職、新郎新婦、仲人、親族の順番で退場。その後は神殿の前や庭で集合写真を撮りましょう。

 人前式

人前式は、神ではなく「ゲスト」に結婚の証人となってもらうスタイルの結婚式です。

人前式は、式の進行や演出などを自分たちで自由に決めることができるのがポイントとなっています。

人前式はふたりの考えたオリジナルの誓いの言葉で誓ったり、

ふたりのサイン以外にも「結婚承認の証」としてゲストが証明書に署名できます。

私も両親と兄弟に著名をしてもらい、一生の思い出となりました。

基本的な人前式の流れは下記の通りとなってます。

人前式の流れ

  • 新郎新婦入場・・・新郎が先に入場。祭壇前で、父親または親族と入場してくる新婦を待ちます
  • 開式宣言・・・司会者が開式を宣言。ゲストに結婚の証人となってもらうことを説明します。
  • 誓いの言葉を拝読・・・ふたりで考えた誓いの言葉を、ゲストみんなに聴いてもらいます。
  • 指輪の交換・・・結婚の誓約として指輪を交換。新郎、新婦の順に相手の薬指にはめます。
  • 結婚誓約書にサイン・・・結婚証明書または婚姻届に、新郎・新婦ならびにゲスト代表が署名捺印します。
  • 結婚の成立宣言・・・司会者が結婚証明書または婚姻届をゲストに見せ、ふたりの結婚を宣言します。
  • 新郎新婦退場・・・新郎・新婦が腕を組み、ゲストの拍手を受けながらゆっくり退場します。

式場の種類


今、人気のある代表的な結婚式場には、次の4タイプがあります。

会場タイプ

ホテル

専門式場

ゲストハウス

レストラン

式場のタイプによって、特徴や雰囲気が大きく違います。

それぞれの会場でどんな結婚式ができて、どんな人にお勧めなのかをご紹介します。

 専門式場

「専門式場」は、結婚式を行うことを目的に作られた専用の施設です。

そのため挙式会場、披露宴会場が一つの敷地内に揃っているのが特徴であり、

日本の結婚式を長くサポートしてきた専門式場は、結婚式に特化したサービスを行う施設となっています。

例えば、東京だと八芳園、東京會舘などがあります。

・設備やプランが充実
・多彩な演出やコーディネート

 ゲストハウス

一軒家を丸ごと貸切って挙式や披露宴を行うことができ、よりアットホームの空間となっています。

結婚式専門のゲストハウスであれば、挙式や披露宴のための設備も最新で充実していることが多いです。

演出なども自分たちで決めることができ、自分たちらしい自由なスタイルの結婚式を行うことができます。

例えば、東京だとアニヴェルセル、迎賓館などがあります。

・プライベート感
・一軒家貸切
・自由度が高い
・完全貸切のプライベートウェディングにすることができる

 レストラン

レストランなので料理が美味しいのも魅力です。

そして、他のタイプよりも比較的リーズナブルに結婚式を挙げることができます。

・料理が美味しい
・貸し切りが可能
・費用がリーズナブルになる場合も

 ホテル

施設充実、サービスはホテル品質で、ホテルウエディングは、多くの方に選ばれています。

さまざまなゲストを迎えてきたことで培われたおもてなしやホスピタリティはホテルの最大の魅力です。

例えば、東京だとホテル椿山荘、ホテル雅叙園東京などがあります。

・ホテル内にチャペル、宴会場、美容室、衣装室などが揃っていて便利
・宿泊も一緒に手配できるので便利

まとめ

式場の挙式スタイルや会場タイプについて理解できたでしょうか?

自分のやりたい結婚式のイメージによって、式場の選び方が変わってくるかと思います。

ぜひ結婚式場に見学をして、自分のやりたい結婚式のイメージを沸かせてみましょう。

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